熟練した職人技術の結晶
機械化や海外生産への移行が進む一方の服飾産業のなかで、帽子作りの工程の半分は手作業。洋服やカバンなどにくらべてその形状は小さく、曲線ばかりで
工程も複雑です。
同じ帽子でも、ハット、クローシュ、ベレー、キャップ・・・などなど、デザインはクラウン(頭を入れる部分)とプリム(つば)の形の組み合わせによって
無限に出来あがります。さらに、婦人用、紳士用、作業用、制帽などの違いもあり、必要とする機械設備も作る帽子によって異なります。柴田製帽では、業務用
ミシン10台をそれぞれの用途別に改造し、警察官などが被る制帽、婦人帽子、子供帽子、スポーツ帽子など、あらゆる帽子を手がけています。
帽子選びのコツ
もっとも多くの人に帽子に興味を持ってもらいたいと、柴田さん夫妻は数年前からカルチャーセンターで帽子づくりの講師を務め、
個人からのオーダーも引き受けています。
既製品のサイズは頭回り57~58センチが主流。これよりサイズが大きい人や小さい人は自分に合った帽子を見付けにくく、ニーズは少なくありません。
頭を締め付けず、ゆるすぎもせず、頭回りに指1本入る程度のゆるみを加えた大きさが、ジャストサイズの目安。厳密には、髪の毛の量や帽子の素材、
デザインによっても適正サイズは異なります。
帽子選びのコツはありますが、サイズさえ合っていれば、似合わない帽子なんて本当はありません。帽子を被り慣れた人がどんなデザインの帽子を被って
も形良く見えるのは、自信を持って被っているから。好きな帽子を見付けたら何度も被って、まずは慣れることです。そのうち必ず自分のものになります。
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