良質な漆の採取地
安代は岩手県の北部にあり、良質の漆と原木に恵まれ、漆の採取地としても漆器としても藩政時代より広く知られていました。安代で採取される漆は、透明度・発色ともに良く、しかも硬度に優れた大変堅牢な品質としても知られています。戦後プラスチック製品などが多く使われた時期には生産が低迷していましたが、安代塗漆器工房では伝統を守りながら、「安比塗」として使いやすい漆器を作りつづけています。安比塗は、使えば使うほど深い味わいが出てくるのが魅力です。
安比塗漆器工房では、漆工技術研修施設も兼ね備えており、漆芸家を目指す若者は、国内にとどまらず海外からも受け入れ指導なども行っています。
安比塗の使い方は多種多様
岩手県の県北地方では、漆器は古来から片口はどぶろくの酒器として使われてまいりました。現在でも、その味わい深い形と、鮮やかな漆の発色を楽しむため、お刺身などの盛皿や、お部屋のインテリアなど、多用途に使われており、当工房のロングセラー商品となっています。
例えば、写真の丸重は、高さを工夫して、使う方をイメージしながら創られております。また、オーソドックスなものからインテリアにまで使えるものなど、どの漆器も使い込む程、艶が増し、愛着の湧いてくるものばかりです。
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名称 | 安比塗漆器工房 |
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所在地 | 〒028-7533 岩手県八幡平市叺田230-1 |
TEL | 0195-63-1065 |
FAX | 0195-63-1066 |
sikki@ashiro.net | |
URL | http://www.appiurushistudio.com |
定休日 | 毎週月曜日 |