盛岡の伝統工芸「裂き織」
さんさ裂き織り工房は、2010年7月より「伝統工芸裂き織の技術継承と障害者雇用事業」として、盛岡市緊急雇用創出事業を受けてスタートいたしました。
当工房の裂き織は「さんさ踊り」の浴衣を使用しております。企業様などでは色鮮やかな浴衣を誂え、数年毎に新しい浴衣に取り換えます。使用しなくなった浴衣を譲受け、
裂き織りにして様々な商品を制作しております。
社名 幸呼来(さっこら)Japanの由来は、盛岡市の夏の祭典「盛岡さんさ踊り」の掛け声からきております。さんさ踊りでは「さっこら~ちょいわやっせ」と掛け声をかけます。
その「さっこら」の意味は「幸を呼ぶと来るんだよ。」ということです。
盛岡ブランドの発信
汚れやほつれなどに注意して、織りに適したものを選び、浴衣を一枚の布にし、一枚の布になったところで浴衣を数センチ単位で裂いていきます。
何度も折り返しながら裂き、数メートルになるまで続け、色ごとに巻いていきます。
通常の糸と違い、横糸として幅があるため、織りには細心の注意を払いながら古くから岩手に伝わる技法にならい、ひとつひとつ手作業で根気よく織ります。
その気質と技を受け継いで、次世代へと継承していく手仕事です。さんさ裂き織は「ほんもの脈々、元気な盛岡」をコンセプトにした盛岡特産品ブランド
(もりおかブランド)に認定されています。
織り上げた布を手づくりで、ペンケースやブックカバー、カードホルダなどの商品にしていきます。 また、岩手の春を彩る石割桜や小岩井農場の一本桜をイメージした花びらの灯りが、ほんのりと岩手の風情を映しだす「南部の灯火」など南部鉄器の工房との コラボ商品もあります。
- 南部の灯火
- ペンケース
- ブックカバー
- さんさポーチ
伝統を " 形 " にし伝える技術者の力
生涯現役・全員参加・世代継承型雇用創出事業を盛岡市より受託し、障がい者の積極的な活用や地域に根差した働き方などを築いています。 また、障がい者が自立した生活をできるように、就労継続支援A型事業所としてもスタートしています。「さんさ裂き織」は集中力を要する作業が多いですが、 スタッフ全員高いモチベーションをもって働いています。伝統を形にする障がい者の力、伝統を伝える技術者の力、それを支える地域の力で盛岡ブランドを 発信していきます。
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名称 | 株式会社 幸呼来Japan |
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所在地 | 〒020-0126 岩手県盛岡市安倍館町19-41 |
TEL | 019-681-9166 |
FAX | 019-681-9165 |
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URL | http://www.sansasakiori.com/ |
営業日 | 月火木金土 |