自然にも人にも優しいものづくり
『自然に優しく、人にも優しい漆器』を第一に考えて制作しています。「毎日使うものだから体にいいものを使って欲しい」という思いから、合成塗料などを
一切使わず”漆のみ”を使用して仕上げます。漆を塗っては拭き取り、乾かしてはまた塗って…という工程を何度も繰り返して塗っていく「拭き漆」と呼ばれ
る方法で塗っています。
自身でも制作した漆器を使いながら、最も使いやすい形を追求してきました。
材料の「トチの木」は漆が染み込みやすいため、色が濃くなります。時間をかけて木を削り、漆を丁寧に何度も薄く塗った後、注意深く乾燥をさせる作業
を繰り返して完成します。
2種類の轆轤
器を作る際にはろくろを使用します。ろくろを使用するときは量産か単品かで使い分けて使用しています。どういう木取りをするか によって加工の方法や使用する刃物もそれぞれです。
中でも、鈴木式轆轤という量産用轆轤を使用して制作する際には、型を使って製作していきます。写真に写っているものが型です。 この鈴木式轆轤では、いつでも同じ器を作ることができます。この型はオリジナルのもので一つ一つ作る器に合わせて作られています。 型と器に番号を振っていつでも同じものが作れるようになっているそうです。
木のスプーン
口に入れる皿の部分は、手前は浅く、奥に行くほど深くなるよう設計されていて、口に入れやすい形に仕上がっています。
お椀・入子鉢
漆器は出産や結婚式などのお祝いに。携帯用にも利用できる入子仕様の鉢など。用途によって様々。
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名称 | 東北巧芸舎 |
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